20 Julあえてプリントアウトすべき理由とその効能

メールやチャット、クラウドサービスなど情報をデジタルデータとしてやりとりできるようになったことで、SOHOやリモートワークなど、場所にとらわれない働き方ができるようになりました。
自宅やコワーキングスペース、カフェなどで仕事をしている方も多いかと思いますが、1点だけ注意が必要なポイントがあります。それは、仕事相手とのやりとりでは、全ての情報をデジタル化しないことです。人間は紙とディスプレイで情報の受け取り方が異なり、ディスプレイを見るより、紙のプリントアウトを読んだ方が、効率的で生産性が上がるシチュエーションがあるからです。

紙の効能は、書類やレポートなどを人に見せるとき以外にもあります。1つ目は、作り手から読み手のモードになることで、客観的な視点を持つことができることです。自分が制作したときの表示環境(ディスプレイ)と、チェック時の環境を変えることで、制作物との距離を置けるのです。また、プリントアウトされた文章は全体像を一度に把握でき、構成や展開の齟齬に気づきやすくなります。
前後の文章も素早く見直せるため、不自然な言葉づかいや不要なフレーズ、単純なミスもチェックできます。テキストをスクロールさせて流すように読むディスプレイでは、こうはいきません。2つ目は、プリントアウトしているわずかな時間で、一呼吸できることです。これは、何かをしていて煮詰まったとき、席を外して気分転換を図るのと同じことです。
作り手のモードになっている思考や感情をリフレッシュさせることができます。パソコン上では、ついつい「書くこと」と「チェックすること」を行ったり来たりしがちですが、プリントアウトなら書くことから完全に離れ、チェックすることに専念できます。
ラヴォーグ 鹿児島